みなまで言わせず、美羽が男を柔らかく抱きしめて、押し倒すのが見えた。
床に倒れた男の上に、美羽は覆いかぶさっていく。
美羽「お願い、抱いて。この身体を抱いて」
美羽が自ら着物をはだけさせた。
下着類はつけていなかった。
開いた胸元から、固唾を飲むような、豊かで美しい完璧な乳房がまろびでた。
白磁のような光沢を放つ乳房は、釣鐘形とお碗形の中間の形をしており、やや直線的な上の斜面を下側のたわわなふくらみが押し上げている。
そのために、全体が上を向き、乳首も桜色に色づいて、まったく汚れたところがない。
そして、着物からのぞく白い腹部も太腿も、さらされている肌は異様なほどに色白で透けるような色をしており、まるで白い絹をまとったようだ。
首すじから肩にかけての絶妙なライン、引き締まったウエストから張り出した腰への女らしい曲線……。
すべてが優雅で官能的で、贅を極めた極上の芸術品のようだ。
男はこれほどの完璧な女体を味わったことも、見たこともなかった。
股間のものが力を漲らせている。
美羽「あなたのことが好き。愛し合いたいの」