千尋(そ、そんな! ウソ! まだ半分にも達していないなんて!)
悠斗「いい加減、諦めたらどうだ? 何を躊躇うことがある? 楽になれ!」
悠斗はそんな千尋の心の動きを見透かして耳元で囁いてくる。
千尋「はあっ!! はあっ!! いや! いやよ! そんなことできない!」
それでも、千尋は必死になって耐え続ける。
私は学生会長なのよ!
どんなことがあっても、情けない醜態を曝すわけにはいかない!
その思いだけが、彼女をギリギリのがけっぷちに踏み留まらせていた。
悠斗「ふふっ、無駄な足掻きだな……」
千尋「あううっ!! あああっ!!」
千尋の体内で荒れくるう嵐が限界を超えそうになる。
すさまじいばかりの腹痛に、意識まで朦朧となってくる。
千尋(も、もうだめ! もう耐えられない!)
すがるように視線を向けると、砂時計はようやく2分の1になったところだった。
千尋(まだあんなに……あんなに残ってる……)
とてもではないが、そんなには我慢できそうにない。
どんなにがんばったところで、この戦いの勝負は見えている。
次の瞬間、千尋の心の中で何かが折れた。
千尋「い、いやっ!! もういやあっ!! うううっ!!」
絶叫とともに、千尋の尻穴から糞便混じりの液体がほとばしった。
奔流のように肛門から噴きだしたものが、神聖なブレザーをたちまち茶色く染めていく。
千尋「ああっ!! いやあっ!! 私のブレザーが! だめ! こんなの、だめっ!!」