『暗示香』は、香を嗅がせた女に自在に幻覚・幻聴を見せる。
公孝はイヴの亡き実父に成りすまし、彼女の前に姿を現す……。
イヴ「パパ、パパ! 嬉しいわ、こんなところで会えるなんて。
ずっと、ずっと寂しかったの……ママだけでなく、パパまで……私をおいて、天国に行ってしまうなんて……」
神様がくださった贈り物に、私は迷わず飛びついた。
??「私も寂しかったよ、イヴ。食べ頃の処女マ○コを味わいそびれてしまったからね」
私を抱きしめながら、パパが呟いた言葉の意味が、一瞬良くわからなかった。
イヴ「えっ? 何……? パパ……今、なんて言ったの?」
腕の中にいるせいで、私には、低い声が聞き取れない。もう一度聞き返すと、パパの顔が突然ゆがみだした。
??「お前に会いに来たんだよ、イヴ。おまえの身体を貪るためにね。
その誰よりも美しくて若々しい肉体を、男を知らないオマ○コを、この私がいただくために!」
聞こえはしたけど、わからない。いったい、パパは何を言っているのだろう。
呆然とする私に、パパが突然掴みかかった。
イヴ「痛い! 痛いわ、パパ……あぅっ! んぅうっ……」
力任せに押さえられ、強い痛みが走る。私が痛みに苦しんでいても、パパは力を緩めてはくれなかった。
??「あぁ、なんて美しいんだ。痛みにゆがむ顔も可愛らしいよ、私のイヴ。
こんなに美しく成長したのに、私は、イヴを犯すこともできずに死んでしまうとは!」
イヴ(本当に? 本当に、パパなの? こんな品のない、いやらしい人が……?)
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