愛らしい舌先が、躊躇いがちに肉棒の先端へと触れる。
さくや「んっ……」
鈴口からは既に先走りの液が滲みだし、僅かな苦みが舌先から感じられた。
さくや(うぅ……に、苦い……それに少し……しょっぱい……)
強烈に羞恥心を煽られながらも、どこか冷静にその味を確かめていく。
さくや「ぺろ……ぺろ……ぺろ……」
まるで子犬が水でも飲むように、舌先が肉棒の先端を舐めていく。
さくや(これで良いのかしら……)
昌逸は黙って身を任せ、さくや姫の思うようにさせている。
奉仕の知識など持っていないさくや姫には、自分の行いが正しいのかどうかも分からず、ただ必死に舐め続けるしかない。
さくや「ぺろ、ぺろ……ん、れろ……ちゅぷ……ちゅるっ」
肉棒を舐める事に少しずつ慣れてきたのか、舌の動きが次第に大きくなる。
さくや「ちゅっ……れろ、れろ、れろぉ……れろ、れる、くりゅ……んっ、ちゅる」
亀頭が唾液に濡れて、てらてらと淫らに光を反射する。
陰茎を握り締める手にも無意識のうちに力が入り、ぎゅっと強く握りながら、鈴口から滲む先走りを舐め取っていく。
手の平に感じる肉棒の脈打つ感触も、少しずつさくや姫へと伝わっていた。
昌逸「ふふふ。五合は湯が入る竹筒じゃ。全部呑んでもらうぞ」
昌逸はさくや姫を弄ぶように、ゆっくりと浣腸器の中のぬるま湯を注入していった。
さくや「ああっ……! ひぅっ……! くっ、くぅんっ……!」
腸内へと流れ込んでくる湯の感触に、さくや姫は吊られた体を激しく暴れさせる。
さくや「お腹が……き、気持ち悪いっ! いやっ……はぅっ」
湯を受け入れた下腹部から上ってくるじんわりした不快感に、さくや姫は身悶える。
そして、すぐにそれは強烈な腹痛と便意に変わり、一瞬で全身から脂汗が噴き出してくる。
さくや「ひぐっ……! う、うぅっ……くはっ……! はぁっ、はぁっ……んんんっ!」
その苦しさに唇まで真っ青にさせ、さくや姫は必死に懇願した。
さくや「お、お願いでございますっ! どうか、どうか厠へ! 厠へ行かせて下さいましっ……ぅ、うぅっ……んひっ……!」
*****
さくや(だ、駄目……で……出てしまうっ……!)
昌逸や望月の目の前で、惨めな姿を晒すことになるのかと、さくや姫は脱糞を覚悟した。
だが、それを見計らっていたかのように、昌逸がいきなり後ろへと回る。
昌逸「そうか、どうしても漏らしたくないとあらば、わしも協力してやろう」
肉棒を取り出して尻穴へと押し当て、一気に挿入してしまう。
さくや「ぎひぃぃいいっ!!」
何一つ準備もされず、潤滑油を塗られることもなく挿入された魔羅。
心身両面への激しい衝撃で、さくや姫の上品な顔からは程遠い絶叫が喉から迸る。
さくや「ひ、ひぐぅぅぅっ! んぎっ、んんんっ、んおおっ、はぐぅぅっ!!」
その強烈な挿入の圧力と苦痛に、さくや姫は顔を上下に揺らす。
望月「ぅ、くぅ……んんっ……んはぁっ……!」
長く焦らされていたせいか膣内は更に熱く疼き、肉棒を深く迎え入れただけで達してしまいそうになる。
いや、肉棒の先端が膣奥に達した瞬間には、軽く昇り詰めていたのだろう。
望月「はぁっ……はぁ、はぁ、はぁ……んっ……くふっ……!」
熱っぽい喘ぎを漏らしながら、ゆっくりと体全体を大きく前後に揺らす。
望月はその膣内全体を使って、昌逸の逞しい肉棒を扱き上げていった。
望月「んんっ……んあっ、あっ、あっ……あぁんっ!」
腰を上下させる度に愛液が溢れ出し、肉棒を伝って昌逸の下腹部を淫らに濡らしていく。
蠢くような膣襞の動きと、しっかりとした締め付けの良さに、昌逸は満足気な微笑みを漏らしていた。
望月「くふっ……んん、ぅんっ……如何ですか、昌逸さま……くぅっ……!」
昌逸「ああ、好いぞ……」
もうあまり言葉は必要ないとでも言うように、短く答える昌逸。
その表情からも満足している様子を見て、望月も更に快感を昂ぶらせていく。
望月「あ、あぁっ……昌逸さまぁ……!」
溢れ出す愛液が白く泡立ち、肉棒の根元に白い輪を作る。
本気で感じている愛液は粘り気も強く、望月の動きに合わせて、ぬちゅ、ぬちゅっと淫らな音を響かせた。
さくや「い、嫌ぁぁぁぁっ! 嫌っ! 嫌っ! 嫌っ、いやぁぁぁっ!!」
それまでは気丈に振舞っていたが、山椒魚が潜り込んでくる気色の悪さに、さくや姫は我を忘れて絶叫する。
そして眺めている昌逸と望月に、必死になって許しを請い求めた。
さくや「何でもしますっ、何でもしますからぁ! これだけは許して! い、いやぁっ、気持ち悪いぃっ……!!」
逃れようと必死に暴れるが、縛り付けられた台座が微かに軋むだけで、身動きひとつ取る事が出来ない。
昌逸「おお、確かに活きがよいな!」
勢いよく膣口に潜り込んだ山椒魚に、昌逸は楽しげに口元を緩ませる。
望月「今は繁殖期でございますから、雌の匂いも強いのでございましょう」
昌逸「なるほどのう」
望月の言葉に鷹揚に頷きながら、満足気な表情でさくや姫の姿を眺める。
さくや姫の悲鳴や懇願など聞く耳を貸すこともなく、嘲笑うように笑みを浮かべるばかりだ。
さくや「いやっ、いやいやいやぁっ! 抜いて、抜いてくださいぃっ! んひぃっ!」
山椒魚が入ってくる嫌悪感に震え、少しでも抗おうと膣に力を入れる。
しかし巨大な山椒魚の力は強く、太い胴体をくねらせながら、力強く進んでいく。
さくや(いやぁ……うぅ、このような生き物に……汚されたくないっ……!)
昌逸達に強がる事も出来ず、悲痛な表情で繰り返し懇願した。
さくや「お、お願いですっ! これを、この気持ち悪いのを抜いてくださいっ! んああっ! いやっ、いやぁぁっ!」
そんな自分を惨めだと思う余裕すらない。
恥も外聞もなく、昌逸の情けにすがり付こうと求めた。
だが二人は嘲笑うように見つめるばかりで、さくや姫に救いの手を差し伸べることは無い。
深く眠っているにも関わらず、さくや姫はその刺激に敏感な反応を見せ始めた。
さくや「ん……んふ……ぁ……ん……はぁ……はぁ……」
折り曲げた指で掻くように天井部分を擦ると、下腹部が波打つように揺れる。
そして膣奥からは少しずつ愛液が染み出してきて、昌逸の指先を淫らに濡らした。
望月「眠りながら薄皮の後ろから陰豆も膨らませて、まことに淫らな姫様ですこと……うふふ」
眠りながらも反応してしまうさくや姫を、望月がそう言って哂う。
くにゅ、くちゅ……。
次第に昌逸の指にあわせ淫らな音が響きはじめる。
さくや「はぁ……んッ……ううんっ……ああン……」
望月「女陰から、早くも女子のにおいが香ってきました……随分と支度がよろしいことで」
さくや「はぁ……はぁ……う、うぅ……んっ……あ……あっ……」
昌逸は更に激しく指を動かし、濡れ始めた膣内を乱暴に掻き乱す。
高まる刺激に愛液の量も増して、激しい指の出し入れに淫らな水音を響かせる。
少しずつ膣内は熱く火照り始め、全体が充血していった。
*****
昌逸「どうやら、その気になってきたようだな!」
昌逸は声高にそう告げると、それまでとは一転して、さくや姫を巧みに責めるような腰使いを始める。腰を回すようにして動かし、熱く硬い肉棒で膣内を掻き混ぜられると、何もかも蕩けてしまいそうな快感が駆け抜けた。
さくや「んはぁぁっ……! あっ、あんっ、ああっ! くふっ……んんっ……んああっ!」
そうやって膣内を蕩けさせておいてから、再び力強く膣奥を突く。
硬く膨らんだ亀頭で子宮口を叩く様に出し入れされると、さくや姫の唇からは官能的な喘ぎが漏れた。
さくや「くふぅ……ん、んんっ……んあっ! あんっ、あっ……あ、あ、あ、あああっ!」
膣内がその動きに敏感に反応し、昌逸の肉棒へと膣襞が絡み付く。
昌逸「くふふふ、女陰がわしの魔羅に甘えてきよるわ……! ようく絡み付いておる」
昌逸のその言葉に、さくや姫の頬がさっと羞恥に染まる。
膣内が肉棒を甘く締め付けてしまっている事を、さくや姫もよく自覚していた。
さくや(我慢しなさいっ……こんな、死んだ方がましな屈辱であなたは悦ぶのですか!)
そんな自分の体を強く恥じるが、その恥ずかしさが更に興奮を生んでしまう。
さくや「ひっ、ひああっ……! ああっ、ぅあっ、うぅんっ! んっ、んーっ!」
何度も唇を噛み、漏れだす喘ぎを堪えようとする。
その度に昌逸が肉棒を深く突き入れ、閉じた唇を抉じ開けさせた。
さくや「んふ……ん……んちゅ、ちゅ……んっ……んっ……んっ……」
どれくらいの時間が経っただろうか、さくや姫は既に六十人以上を射精へと導いていた。
そのほとんどの精液を飲み干し、胃の中は男達の薄汚い精液で満たされている。
さくや「んぐ……ん、んん……ちゅる……ぢゅっ……ぢゅっ……ちゅぱぁ……」
起き上がる力も無くなって仰向けに寝かされ、いつの間にか帯も解かれて、着物は淫らに肌蹴てしまっていた。
心身共に疲弊しきっていたが、それでもまだ機械的に淡々と奉仕を続ける。
さくや「んんぅ……ちゅる……んぐ、んぐ……ぢゅぷっ……んっ……んぷっ……」
全身を男達の精液で汚され、美しい顔にも白濁した精液がこびり付いている。
さくや姫自身には、もう何人の男達を射精に導いたのか、あと何人の男を射精に導けば終わるのか、それを考える余裕すら無い。
足軽三「もっと気を入れてしゃぶれよ。でないと、女陰にぶち込んじまうぞ!」
弱々しい奉仕の刺激では満足できないのか、男は苛立った様子で怒鳴り付ける。
そして露わになった乳房へと手を伸ばすと、さくや姫の乳首を強く捻り上げた。
さくや「んひぃ〜〜〜っ!!」
鋭い痛みに思わず悲鳴を漏らし、大きく口を開いた拍子に、前歯が男の肉棒に当たる。
痛みを伴う刺激を与えられ、油断していた男はあっさり射精してしまった。
足軽三「おおぅっ!?」
びゅびゅっ! どぴゅっ!
さくや「んふぅっ……! んっ……んん……!」
もう何度目になるのか分からない射精を受け止め、反射的に飲み下していく。
さくや(あ、あぁ……いい……気持ちいい……!)
封じられた手での刺激よりも、何倍も強い刺激が膣内を満たす。
だが、確かに強い刺激は得られたが、それは封じられた手に比べれば、という話である。
さくや「んっ……んぁっ……あっ……あっ……うぅんっ……んあっ……!」
十分に快感は得られている。
それなのに、さくや姫は先程よりも強い物足りなさを感じていた。
さくや(違う……昌逸さまの魔羅は……まぐわいは……もっと……!)
どれだけ淫らに短刀を動かしても、昌逸との行為には遥かに及ばない。
亡き母の思いを踏み躙ってまで得たはずの快感が、瞬く間に色褪せていく。
さくや「うぅ……うぐ……そんな……う、うぅ……」
激しい葛藤の末に及んだ行為であるにも関わらず、昌逸の与える快感には全く届かない。
その虚しさと惨めさ、そして疼く体の切なさに、さくや姫の瞳に涙が浮かぶ。
さくや「こんなに……してる、のに……ひっく……どうして……どうしてぇ……うぁ……あ、あぁ……」
それでも手を止めれば、もっと酷い焦燥感が襲ってくる。
満たしきれないと分かっているのに、さくや姫は手を動かし続けねばならなかった。
さくや「ぅくっ……んっ、んんっ……はぁっ……ああっ……くぅんっ……!」
少しでも快感を得ようと、必死になって短刀を動かす。
亡き母の形見である守り刀は、肉欲に溺れた娘の淫水に塗れていく。
ぶびゅるっ! びゅびゅっ、びゅるるっ!
引き抜かれた肉棒が激しく脈打ち、先端から勢いよく噴き出した精液が、さくや姫の体へと降り注ぐ。生臭い精液の匂いを胸いっぱいに吸い込み、さくや姫は恍惚とした表情を浮かべた。
さくや「んんんっ……!」
しかし同時に絶頂には昇り詰めたものの、膣内で射精されなかったことに、さくや姫は物足りなさを感じてしまっていた。
更には、肉棒が抜かれてしまった膣内の感触に、寂しさまで感じてしまう。
さくや(もっと欲しい……魔羅が欲しい……)
だが昌逸が射精してしまったことで、今夜はこれで終わりなのだと半ば諦めかけていた。
さくや「はぁ……はぁ……え……?」
だがその時、尻に硬いものが押し付けられる感触があった。昌逸の肉棒は射精を経ても萎える事がなく、瞬く間に硬さを取り戻してそそり立っていったのだ。
さくや「ええっ!?」
昌逸「まだ終わらんぞ……!」
その逞しさに驚くさくや姫へと、再びその肉棒を挿入し、いきなり激しく腰を動かしていく。
さくや「ふああぁっ……! あ、ああっ……ふぁんっ!」
射精前と何ら遜色の無い硬さと大きさに、さくや姫は更に驚かされつつ、体が満たされていくのを感じてしまう。
さくや(凄いっ、またみっしりと膣内が埋められて……!)
達したばかりで敏感な膣内を掻き乱され、その口からは思わず快感が漏れ出していた。
さくや「い、いいっ……んんっ……んあっ……! はぁっ、はぁっ……んんんっ……あああぁっ!」
昌逸「くくくっ、堪らぬであろう。そうら」
昌逸はさくや姫の変化に満足気な笑みを浮かべ、自らも快感を貪っていく。
自然に快感を口に出し、昌逸の激しい抽送にも敏感な反応を見せる。
さくや「ああんっ! あっ、ふああっ! あっ、あっ、あっ、あああああっ!」
一度目よりも明らかに快感は強く、さくや姫の頭の中はその快感で埋め尽くされた。
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