サンプルCG2

“魔人”の攻撃によって女の体になってしまったコウとルカ。
さらに、天使と悪魔の抗争に巻き込まれ、
地上を守るために戦うマイエンジェルに選ばれてしまった――!!
納得いかないままそれぞれの帰路に着く2人。

風呂場で、自分の体に戸惑うルカ。
風呂上がりでも、当然のようにふるまうコウ。

そんな2人の新しい学園生活が始まる。
第一の関門は・・・・・・身体測定!!




脱衣所で脱いでから、ボクは意識して自分の身体を見ないようにしている。


……正直、怖いんだ。自分の肉体に起きた変化を目で確認するのが。
だけど、肌で感じられる様々な感覚――これは、嫌が応にもボクにチクチクと、様々な憂鬱を訴えてくる。


ルカ「こんな事になったって、誰かに知られたら……ボクはおしまいだよ。学校……どうしよう」


いっそ行くのをやめて、部屋に引きこもろうかなぁ……? そうすれば体育の着替えとか、トイレの不安なんて無縁だし……。
ううん、でもそれだと逆に今度は家族に知られる心配が出てくるよね……。
一度考え出すと、どんどん深みに嵌っていってしまう。

ルカ「えーい、もう!」


ぎゅっと目を瞑り、振り切るようにごしごしと体を洗う。
肌の感触は、以前よりも柔らかい。
かすかに生えている産毛すら、女の子になって毛質が変化したのか、非常に滑らかで……。触り心地がまったく別モノ。
ボクはその感触に、何とも言えないような気持ちのまま洗い続ける。
華奢な肩。
貧弱だけど、控えめに膨らんだ胸。
何だか無言で弱々しく主張している乳首。
目を瞑っていてさえ、男の子と違う――今、”女の子”だっていうのをまざまざと思い知らされてしまう。


ルカ「……下も……洗わないとダメ、だよね……」

ルカCG1

ルカCG2



コウ「お、帰ってきたのか。お疲れ」
恭介「ぶはっ! げほ! げほげほげほ……」
暁「…………」
コウ「おいおい、汚ねえなあ。ちゃんと拭いておけよ」
恭介「こ、コウ!? な、それ、どうしたんだよ……!?」


わなわなと恭介が指さした先にあるものは――
なんだ、俺の豊かなオッパイじゃねえか。何を今更……。


コウ「だから女になったと言っただろう?」
恭介「マジだったのかよ!」
コウ「俺は嘘はつかんぞ」
恭介「いや、そーかもしんねぇけど! いきなり女になったとか言われて信じられるか? 信じられねぇべ?」
コウ「まぁ確かに。でもこれ見たら信じるだろ? ほれ」


オッパイを抱え、ぼよんぼよんと動かして見せる。
しっかし、我ながらほんとでけえなー。重たくて仕方がねぇ。


恭介「うわっ! いきなり何してんだ! つか、そのカッコなんとかしろよ!!」
コウ「いつもこうじゃねか。細かいこと気にすんな」
恭介「細かくねーし、気にするに決まってるだろ!どういうシチュエーションだっつのこりゃ!」


どーゆーシチュエーションなのか、聞きたいのはこっちの方だ。
俺だって、何で自分が女のまま元に戻らないのか、さっぱりわからねーってのに。
恭介は相変わらずテンション高くまくし立てている。近所迷惑なヤツだぜ、ホント……。


恭介「つーか、暁! お前も何か突っ込めよ! どー考えてもおかしいだろ!?」

コウCG1

コウCG2