温羅「そうら、だいぶん弱まってきた。こうだ!」 温羅(ぬら)はそう言うと、静波の着物の前部をぐいと掴み肌を剥き出しにした。 静波「汚らわしい!」 白くまろやかに膨らんだ乳房が剥き出しになった。 しかし、その先端部分には護符が貼り付けてあり突端をガードしている。 温羅「ほうら。乳房が出てきた。くく。いいねぇ。破魔邪乃巫女様の白い肌は」 温羅はそう言うとムカデのような足の無数にある平たい触手をずるりと這わせ、胸にあてがった。 静波「なっ。くうっ!」 二つの乳房があっという間に根本から掬われて絞り上げられていく。 ぞわぞわと蠢く無数の足が乳房を揺らしている。 温羅「くく、親方のために微力ながら尽くさせてもらいますぜ」 温羅は呟くと、触手の先端から針を突き出し、すくい上げた乳房に突き立てる。 静波「くっ!」 体液を注ぎ込まれる感触に戦慄し身をくねらせる静波。 温羅「もしもおまえが、親方の手に落ちることがあるなら、くく。その時は、ここからたっぷり精力を親方に吸って貰え」 静波「そんなことは!」 肌に触れたムカデ触手が護力に負けてだんだんと溶けていく。 静波(くうっ。なんだ。胸に、何かを注がれた。毒か?) 不覚にも胸に何かを注入された静波は、内心で焦っている。 その効果が、じわじわと現れてくる。少女の乳房がほんのりと桜色に染まり、さらには静脈が浮き出してくる。 + 前へ + + もどる + + 次へ + |