遥奈「ひっ、ヒィっ、ん、むぅぅぅっ、ん、むぅぅぅうっっ!?」
いつもよりも明らかに敏感な体を、焦らす様な先輩のピストンが容赦なく刺激する。
どうせならばオカシクなるくらいに激しくしてくれれば良いのに、先輩は私の反応を楽しむ様に、確かめる様に私の中を抉る。
遥奈「は、かハっ、ぁぁっっ……ン、ムぅぅぅっ……っ!」
頭の中が何度もノイズがかかり、叫びだしたい衝動に駆られる。
でも、それだけは絶対に絶対に駄目だと残った理性が何度も叫ぶ。
遥奈「んむぅぅぅっ、んっ、ふぅぅっ、ンぅ、は、むぅぅっ!」
だけど、先輩は私が我慢をしている姿を見て楽しんでいるかの様に、乳首を刺激し、クリを指で弾きながら、私の体をゆっくりと押し広げる様にして突き上げた。
遥奈「ふ、ぐぅぅぅっ、うっ、ふぅぅっ……ん、ふぅぅぅぅっ……!」
耐え切れずに食いしばっていた歯の隙間から、そして抑えていた指の間から涎がこぼれ落ち、手首にそして胸元へと落ちていく。
遥奈「んっ、ぐぅぅっ、ん、ふぅっ、ふぅっ、ふぐっ、んぐぅぅっ!」
気管支炎の様な、すする様な音が響き、ぼだぼだと透明の体液が溢れていく。
遥奈「くふぅぅぅっ、ん、ふぅぅぅっ、は、ヒっ、んぅぅぅっ……!」
なのに、私は拭う事も止める事も出来ずに、ただ息を殺して先輩の責め苦を必死に耐える事しか出来なかった。
バレちゃいけない。絶対にそれだけはいけないから。
そして、それを先輩もわかっているのだろう。
ヌルヌルとした感触が私の首から下へと這っていく。
遥奈「んんぅっ、はぁっ、あっ、ああっ……。あああっ、んっ、ふぁっ、あぁっ……」
悠真「んっ、ちゅぅっ、遥奈の味がするよ。美味しいよ……」
遥奈「えっ、ええっ? あンッ……わ、私の味……ですか……? ふあぁっ」
それって、つまり汗の……。
遥奈「ちょ、ちょっと先輩っ、ストップ、ストップです! あの、今日汗かいてシャワーとか浴びてないので……」
悠真「それがどうしたんだ?」
遥奈「だから、汚いんですって。せめてシャワー浴びてるときなら、その、して欲しいですけど……」
悠真「そんな事気にする必要もないさ」
遥奈「先輩が気にしなくても私が気にするんで……ひゃあああっ」
先輩の指が私の中に入り込む。
悠真「興奮しちゃってるみたいだから気持ち良くしてあげないとね」
そう言って再び先輩の舌が私に伸びる。
誠一「……っんく……」
遥奈「……でさあ……ここは、こうでいいのかな……?」
誠一「あ、ああ……」
生返事を繰り返しながら、時間が流れていく。
ちゃんとしなきゃとは思うのだが、どうしても目を離せない。
最近抜いてなかったから溜まってるのかも……。
女が苦手とか言って、このザマだよ、情けない……。
誠一「…………」
遥奈「…………」
ぎゅう、と力一杯の抱擁をされた瞬間に、私の中に入っていた先輩のモノが、びく、びくと脈動を繰り返す。
遥奈「ぁっ……んっ、ぅぅぅっっ…………っ!」
決して中に出されている訳ではない。
けれど、薄皮、ゴム一枚に遮られた粘膜に伝わる先輩の射精の熱を、敏感になった私の体は驚く程に繊細に感じ取っていた。
遥奈「は……ぁっ…………ぁぁぁっ……せん、ぱいっ……んっ」
同じ様にして両手を先輩に回し、私は自分からキスをせがむ。
その刺激で絞り出される様にして、びゅく、びゅくと再び彼のが私の中で熱いモノを放出していたが。
遥奈「んっ……はァ、ん」
その刺激すらも、今の私にとっては極上の刺激でしか無かった。
悠真「はぁっ、あっ、ああっ、んっ、んんぅっ……」
余韻を楽しむような声を漏らしながら一緒に絶頂の快感に身をゆだねる。
遥奈「あっ、ああっ、ふンンっ、んああっ……、はあぁぁっ……」
身体はグッタリとしつつも、時折痙攣したように震える。
でもその身震いすらも心地よかった。
ねっとりとかき回すような動きを続けられる。
じっくりとあちこちを舐めるのではなくひたすらクリトリスを同じような動きで舐められる。
遥奈「はぁっ、あっ、んんぅっ、んぐっ、あっ、あぁあああっ……」
舐められるだけで、声が漏れてしまう。
まるで先輩に鳴らされている楽器のようだ。
じわじわと絶頂が込み上げてくるのを感じる。
遥奈「んんっ、だめっ、はぁっ、あっ、んっ、んんっ」
悠真「じゅるっ、れるっ、じゅるるっ、れるっ……」
遥奈「や、だ、だめっ、です……。先輩っ、んっ、このままだと、はぁ、あっ、んっ、あぁぁああっ……!」
悠真「おっ、んおおっ……」
遥奈「んっ、じゅぷっ、れるっ、あむっ、んっ、んんっ……」
先輩に対抗して、亀頭を口で咥えながら胸で愛撫していく。
遥奈「んんぅっ、れるっ、はぁっ、あむっ、んんっ、じゅうううっ……」
悠真「んんっ、はぁっ、凄く気持ちいいよ。俺ももっと気持ち良くしてあげないとね」
そう言って先輩の手の速度が段々と速くなってくる。
遥奈「ふぁっ、あっ、あぁっ、あむっ、んっ、じゅううっ」
漏れてしまいそうなあえぎ声を堪えながら、先輩のを咥えていく。
そうでもしないと、このびりびりとした刺激にすぐにでも果ててしまいそうだ。
悠真「ふふっ、どんどん溢れてきてるよ。まるでお漏らししたみたいにびっしょりと濡れてる」
その言葉に、先輩の家でお漏らしをしてしまったときのことを思いだしてしまう。
遥奈「んんっ、だって、そんな風に触られたら、くふンンッ、ンンッ……っ」
悠真「俺と電話してる時には、こんなになってなかったのか?」
遥奈「そ、それは……濡れてたとは思いますけど……。でも、こんなには……」
くちゅくちゅと音が鳴るくらいには濡れていて……。
遥奈「んもう、先輩のイジワル。はむっ、んっ、じゅううっ、じゅぷっ、じゅるるるっ……」
悠真「んっ、ごめんごめん、遥奈の反応は何回見ても飽きないからな」
悠真「こうやって動かれるの好きだろ?」
そう言って、一番奥をぐりぐりとされる。
しかも、手では私の体を愛撫されながら……。
前に、部室でされた時を思い出してしまう。
またあの時と同じように、動けなくなるくらいへとへとにされてしまうのだろうか……。
悠真「ふっ、んんっ、んんっ、あとは指で……」
そういうと先輩は指をぺろりと舐めて、私のクリトリスを弄り始める。
もちろん痛くないように指のお腹で……。
遥奈「はぁっ、あぁっ、んんぅっ、んくっ、あっ、はぁっ、んんっ……」
悠真「彼氏にはこんな事されたことあるのかい?」
遥奈「あっ、あっ、あっ、ふあああっ、それ、はっ、はああっ……」
悠真「ないみたいだな。じゃあ、何度イカされた? いやイカされたことはあるのか?」
遥奈「んっ、んんっ、はぁっ、んくっ、なんでそんな事ばかり聞くんですかっ、んっ、はぁっ、あぁぁぁっ」
悠真「そりゃ気になるだろ、自分が好きな子がどういう風に彼氏とエッチしてるのか……」
遥奈「そ、そんなっ……私、はっ、別に、言いたくっ、ないっ、ですっ……。んんっ、んはぁぁ……」
悠真「でも、こうして肌を合わせている感じからして……彼氏よりも俺の体の方に馴染んでるな……」
遥奈「ふえっ……? そ、そんな事……」
ないとは言えなかった。言わなきゃいけなかったのに……。
だけど、やっぱりどこかで気になってしまう。
遥奈(セーちゃんに何があったんだろう……)
浪川くんと話をしているときは普通に感じる。
私と話してるときだけ?
それとも少し違う感じがする。
遥奈「あっ、あわっ!」
そんな事を考えながらラケットを振っていると、安定せず取りこぼしてしまう。
遥奈「すっ、すいません! もう一本お願いします」
再び、ラリーを再開してもらうがイマイチ集中出来ずに、またボールを取りこぼしてしまう。
いつも以上にガタガタだ。
結合部を見ると、先ほどまで遥奈が処女だった証が見えた。
それを見ると、遥奈の初めてを俺がもらったんだという感覚に満たされる。
遥奈「うぅっ、は、恥ずかしいから、見ないでぇっ……」
誠一「ご、ごめん……」
誠一「それより大丈夫? 痛く無い?」
遥奈「い、痛いけど……。セーちゃんと一緒になれて嬉しいよ……んんっ……」
誠一「俺も、凄く嬉しい……。動かなくても気持ちいいくらいだ」
ぎゅうぎゅうと痛いくらいの締めつけられている。
遥奈「あはは……動いても、いいんだよ……?」
誠一「でも……」
さっきまであれだけ痛がっていたのだから、少し気が引けた。
遥奈「大丈夫、痛いけど動いてもらわないと慣れないと思うから……」
誠一「そ、そうか、わかった。じゃあ動くけど、本当に痛くて我慢出来なくなったら言ってくれ」
遥奈「ん……セーちゃんは優しいね。ありがとう……」
ゆっくりと腰を動かしていく。
少し抵抗を感じながらも、ぎこちなく動いていく。
遥奈「んんぅっ! はぁっ、んっ、ちゅうっ、んんっ……」
なにこれ……、セーちゃんとのキスと違う。
遥奈「ちゅっ、んっ、ちゅううっ、はむっ、れるっ、ちゅううっ……」
どうしよう、キスで……キスだけで力が抜けて……。
遥奈「んんっ、ちゅっ、ちゅうっ、ちゅぷっ、ふぁっ、んん……」
どうしよう、立っていられない。
頭がボーっとして、フワフワしてくる……
遥奈「はぁっ、はぁっ……。んんっ……ちゅぷ……」
確かにキスをするのは好きだし、気持ち良くなったりもするけど……。
こんなにすぐに体がふわふわしてくるのは初めてだ。
遥奈「れるっ、はむっ、んんっ、じゅうっ、れるっ、じゅっ、ちゅぱっ、はむっ、んんっ」
ヤバイよ……先輩の体を掴んでないと立っていられないよ……。