棗「すごおおっ。うああぁ、すごいっ。そ、そうです……お、それぇ……」 焦らすようにゆっくりと口触手を勃起に近づけると、わざと静止させる。 棗「やああぁぁ。お、お願い。呑み込んで、おぉ、陰核を……しゃぶってぇぇ!」 もののふ「質問に答えろ。棗。蘇乃帋樒と―――の因果を!」 棗「ひっ。っ。おおっ……あぁ、お願いっ。おぉ、言います。……言いますから、や、約束して」 もはや快楽の前には、恩師を裏切ることはやむを得ないと思ったのだろう。 棗は涙を垂らしながら、オレに交換条件を求めてくる。 もののふ「なんだ、何が望みだ……」 棗「おぉおぉ。わ、たしを、こ、殺して……おぉ……いっそ……お……」 あまりに意外な言葉にオレはゴクリと唾を飲み込んだ。 しかし、その気持ちはわからないでもない。 快楽漬けにされ、死ぬより壮絶な身悶えにさらされるくらいなら、恩師を売り、命をなげうつ方がマシと考えたのだろう。 もののふ「だめだ」 だがオレはそれを許さなかった。 棗「そ……そんなっ! おおぉ! お願い……」 もののふ「心配するな。かわりにオマエにいいものをくれてやろう。そうら。コイツだ」 オレはそう言うなり棗の尾てい骨に触手の種を植えてやった。 棗「あああぁあ。おおぉ。こ、これぇぇ………」 もののふ「くくく。尻尾触手だ。コイツが生えれば、女を犯せばオマエに霊力がたまる。さすれば、オマエも満たされる」 植えつけられた触手の感触にうっとりとしながら、棗は唇をわななかせた。 棗「犯す……おぉ……霊力を……奪う……」 + 前へ + + もどる + + 次へ + |